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黄色い悪魔伝説再び [HHG会報告]

 幸か不幸か?6月21日第54回HHG会が、急遽開催されることとなった。その顛末は、前回記事参照・・・ということで、今回は、最高記録となる11名参加で、TRPG1卓。ボードゲーム1卓立つ。
 なお、HHG会とは、一般には「ホビーハウスで開かれるゲーム会」の略である。「変なヘビーゲームをする集団」の略であると誤解されている節もないことはない。(否定しろよ・・・)
 ともかく今回のTRPG卓は、「プレイヤーが6名揃って感動した!」と、どこかの元首相のようなO田GMのコメントがあり、とても有意義なセッションとなったようだ。
 今回のボードゲーム卓の4名が、例の4人とか「HHG会」メンバーとよばれる人達であるが、今回も、人類を救う使命のため、サルとなって・・・もとへチームとなって「未知なる疫病と内なる疫病○」と戦うこととなった。
 気分屋さんが、音信普通(不通)なため、3名で「パンデミック」開始。前回からサルとなっているこのゲーム。ホビージャパンから、日本語訳が出るとの話は、ここでも持ちきりだ。
 前回途中から参加したプクさんは、既に「ゴッドハンド疑惑」が確定。更に「黄色い悪魔疑惑」が持ち上がっており、今回は、その検証プレイ・新たな伝説作りを行うこととなった・・・。「これは、黄色い悪魔伝説が出来るまでの全記録である・・・。」
 プクさんは、「ジーク」ではもともと「黄色い悪魔」という異名を持つ伝説的プレイヤーである。由来は、自分のシンボルカラーを「黄色」とし、「三国志演義」では「董卓」を好んでプレイし、確率を無視したダイス目で「降伏武将を通常の3倍の確率で撫で斬りする」とか、「戦国大名」でダイスを振らすと「通常の3倍の確率で災厄を降らせる」と恐れられる等、語り切れない程いっぱいエピソードを持っている。(「三国志演義」では、貴重な文官を皆殺しにし、「戦国大名」では、一向一揆を全地域に起こすので、迷惑がられていたというか呆れられていた・・・)
 これらは、全て検証プレイでも証明された事実である。今回の疑惑は、「プクさんとパンデミックをプレイすると、通常の3倍で黄色い悪魔に飲み込まれる?」という疑惑である。
 この疑惑は、記録をとっていて、たまたま気づいたのであるが、プクさんが途中参加してから、妙に「黄色い病原体」が活性化しているという事実である。それまでは、地域のつながり方の関係から、黄色の病原体はあまり驚異でないという見方が一般的だった。ところが、プクさんが参加したプレイ以降、黄色の病原体が溢れて負ける等状況が一変しているのだ・・・。
 この疑惑は、今回の第1戦目で、全体で注目されることとなった。(3人プレイ)
「あの~、博士。ドクタープクがチームに参加して以来、4敗目したんですけど、その内2敗が、黄色い悪魔に飲まれているんですけど・・・。」
「むむむ・・・。またもや伝説の始まりやも知れぬ。黄色い悪魔の動向には注意せねば・・・。」
 パンデミック第2戦目(3人プレイ)
「わーい、博士。標準ルールでも勝利しましたよ。ドクタープクのゴッドハンドもたいしたことありませんね・・・。」
「君、私達が2度人類を救うまで、何度文明が滅亡したか分かっているのかね。」
「それに、ドクター気分屋も来たことだし、本格的に、『黄色い悪魔伝説』の検証に入ろうではないか・・・。次回は、英雄用ゲーム。まず、あのゴットハンドに勝てるとは思えない。黄色い悪魔の動きだけは気をつけるのじゃぞ。」
「あの~、博士。これだけマークして、まさか黄色い悪魔に飲まれたらシャレになりませんよ・・・。」

パンデミック3.JPG

 パンデミック第3戦(例の4人プレイ) 
「・・・あの~博士・・・。やっぱり人類は黄色い悪魔に飲み込まれましたなぁ・・・。」
「おそるべきゴッドハンド・・・。あの場面でピンポイントで黄色を連続積み込みおった・・・。完敗じゃ・・・。」
「あの~。博士。プクさんのゴッドハンド伝説は確定しているのに、なぜプクさんにカットさせてるんですか?」
「ドクターまるが、ドクタープクがカットしないと面白くないといって聞かんのじゃ・・・。まだ、ドクターまるには、この脅威がピンと来ないのかのぉ・・・。」
「でも、博士。ドクタープクは、1度カットを拒否しましたよね。その時の1番上のカードは、やっぱりアウトブレイクだったんですが、それでもドクターマルはこの伝説を信じないのでしょうか・・・。」
「いや、ドクターまるは、その脅威を克服してこそ本当の人類の勝利だと主張して居るのじゃ・・。」
「道理で、ミスタープクが、安パイなカードを引くと舌打ちするんですね。」
「安パイなカードを引くとチーム内の3人が舌打ちするのは、やめてくれんかのぉ・・・。」

「黄色い悪魔伝説」も確定気味なので、久しぶりに「アグリコラ」プレイ。
今回、ついに気分屋さん初勝利。気分屋さんは、たった9点で2位という快挙を達成しているのだが、今回も怪しいカードで勝利をもぎ取る・・・。そろそろご購入の成果が出始めたのか・・・。写っているのは私の農場だ・・・。

アグリコラ.JPG

 今日は「父の日」なので、時間がないので、「パンデミック」しかないかなあ・・・。
 私は、現在大学院生だが、息子は大学生だ・・・。今日は子ども達3人とも揃ってお祝いをしてくれたので「感激した!」って私も謎の人物・・・?。

 パンデミック第4戦目(4人プレイ)
「・・・やっぱり人類は黄色い悪魔に飲み込まれましたなぁ・・・。」
「さっきも同じようなせりふを聞いたような・・・。きっとデジャヴじゃ。疲れて居るのじゃ・・・。」
「博士。ドクタープクのゴッドハンドが止まりません!」
「ドクタープクにカードをカットさせている限り、わしらの戦いは終わらんようじゃのぉ。」
「まだ、少し時間があるし、いよいよ伝説もクライマックス。ここで最後にもう一発!!」
「むだじゃ。むだじゃ・・・。」
「あの~、博士が、ジャコウネズミさんになってるんですけど・・・。」

 パンデミック第5戦目(4人プレイ)
「博士、黄色の悪魔のアウトブレイクで、ゲームエンドですけど・・・。」
「ドクタープクのゴッドハンドが暴れている限り、人類に明日はないのかのぉ・・・。」
「いや、大丈夫。次はもっと研究してきますから。楽勝ですよ・・・。」
「ドクターまるの、あの根拠のない自信は何とかならんのかのぉ・・・。」

 こうして長い「黄色い悪魔伝説」疑惑の検証プレイは、幕を閉じた。このリプレイ記録はほぼ正確である。「黄色い悪魔伝説」はただの都市伝説なのだろうか。結局、プクさんとともに戦った8戦中、4回黄色い悪魔が溢れ、1回が黄色い悪魔のアウトブレイクで終了した。敗北数の実に71%が黄色い悪魔に関わるものである。4色の悪魔が同じ確率だとすれば、平均25%になるはずである。ということは、通常の約3倍黄色い悪魔が暴れているのである・・・。

「やつだ・・・やつが来る・・・。」
 
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