バトブレ凋落の理由について語ろう会（後編） [ゲーム雑感]
「今回も総合司会を務めさせていただく当ブログ主筆爺苦総務でございます。本日も宜しくお願いします。
さて，ゲームを売るために，考え出されたキラーユニット『ラッキードラゴン』そこにある落とし穴とは？会もいよいよ佳境に入ります。」
「それがオーソドックスな手法であったからこそ，バン○イは重大なミスを犯してしまった･･･。」
「明智君，それは，一体？いや，それは･･･も，もしや･･･。」
「そうです目○警部。ラッキードラゴンの人気を煽るため，バン○イは，異常なレア率を設定してしまったのです。」
「ご存知の通り，ラッキードラゴンは，他のバトルブレイクの駒とは同じものと思えないほど造型が良かったし，１弾当時のデッキには，入っているのが当たり前といえる程のユニットだったのは，みなさんもご存知のはずだ。したがって，この時期，好奇心旺盛な小中学生が，ラッキードラゴン狙いでガチャを回す可能性は，放っておいても十分にあったはずだ…。例え，ゲームはしなくてもね…。だって，ガチャだから…（笑）」
「そう言えば，ポケモンの顔とされた『ピカチュウ』は，ゲームを始めるとき，すぐに選べたんですよね。」
「流石にニンテンドーは，ザクとは違いますね。」
「いや，シリーズの核となる人気者を，商品の中心とするのは，むしろ当然の戦略だ。」
「ところが，このドラゴン，１弾のガチャの含有率は２％でほとんど入っていなかったのです…。」
「２％！？５０個に１個ですか！信じられない…。」
「好奇心旺盛な小・中学生が，ガチャを回し，ゲットしたラッキードラゴンを自慢（宣伝）してくれることが，唯一，小・中学生を巻き込み『バトルブレイク』を大ブレイクに導く細い勝ち筋だったのでは…？」
「確かに、ちょっと流行に敏感な奴がいて，そいつがブームを起こすんですよね。ビックリマンとかキン消しとか…ほとんどの子は，実際に人が持っていると欲しくなっちゃう（笑）」
「最初にラッキードラゴン目当てにガチャを回した奇特な小・中学生が馬○を見る（金はなくなり，ラッキードラゴンは手に入らない）のでは，本末転倒だ…。折角有力な宣伝役になるはずの小・中学生を敵に回して，バン○イは，どうやって『バトルブレイク』を売る気だったのでしょうか？」
「…………。」
「仮に，奇跡的にラッキードラゴンを手に入れた運の良い小学生がいたとしよう。その子が，最高の宣伝効果を発揮したとして，次にガチャを回す数名のお友達の運命はどうなったと思うかね？」
「ムダ金を使って泣いた！！」（一同爆）
「その通り，もうそのガチャにラッキードラゴンなどいないのだからね…。」
「ひ，非道い…。」
「『夢・クリエイション～楽しい時を創る』という企業理念を今一度思い出して，この企業理念に恥ずかしくない工夫をしてもらえないだろうか・・・。小・中学生を相手にして自分たちが，何を売ろうとしているのかを・・・。」
「もし，レアなど無く，均一の出現率だったとしたら…。それなりの数のラッキードラゴンが，お友達の手に入ることとなり，それなり数の小・中学生が『バトルブレイク』スターターを購入しようとし…。そして…。」
「バン○イが想定した『バトルブレイク』ブレイクの方程式に繋がったと？」
「実際は，ガチャの前で牧場トカゲを回した小学生が，悲嘆にくれていたという目撃情報が報告されただけだったのだがね。バン○イは，ここで，ターゲットユーザーの一角小・中学生の支持を自ら失ってしまった。」
「これだけの低確率で，ガチャでＶレアを引く可能性が，ほとんど無いことに気づいた小・中学生がガチャを回すだろうか？」
「なる程、私だったら２度とガチャは回さず，袋買いしますね…（汗）」
「馬○者！お前は爺苦総務か！！」（笑）
「箱で買えば，レア混入率約３．３％程だったから，大人は、箱で買ったンだね。」
「子難君は，何でも知ってるね（笑）」
「ひとつ、昔話をしようかのぉ。昔ワールドタンクミュージアム第２弾というガムがあってのう…（汗）各種同じ混入率（実は人気なものは多めに入っていたらしい…）だったのじゃが，『キングタイガー』という戦車が人気でのぉ。１個２５０円だったのに、ヤフオクで１００個１０万円で落札したものがいて話題になったものじゃ…。」
「まさか…その落札者は，爺苦総務さん？」（笑）
「残念ながら違うのぉ。子難君。彼は，自力で１００個集めたと言っとったのぉ。」（爆）
「海洋堂の社長は，レアというものが嫌いでのぉ。シークレットも入っておったんじゃが、混入率が通常商品と同じだったのじゃ。男らしいだろ～。」（汗）
「そ，それじゃあ…。」
「その通り，もし，『バトルブレイク』を作ったのが海洋堂で，ユニットの混入率が同じだったら…。」
「『バトルブレイク』ブレイクに導く細い勝ち筋が，あるいは見えたかもしれませんなぁ。」
「少なくとも，ラッキードラゴン１００匹並べて悦に入る爺苦総務さんを見ることが出来たね。」（笑）
「そうだね，子難君。ラッキードラゴンをこんなにレアにして，バン○イは，だれにこのゲームを売ろうと思ったのかな？」
「大人って，面白いね。ぼく子どもだからよく分かんないや。」（笑）
「そうだね。おじさんも，よく分からないけど，これだけは，言えるかもしれないよ。『行きすぎた欲望は，我が身を滅ぼす』ってことさ…。」
尚，この会はフィクションであり，特定の個人・団体とは，一切関係ございません・・・（汗）
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さて，ゲームを売るために，考え出されたキラーユニット『ラッキードラゴン』そこにある落とし穴とは？会もいよいよ佳境に入ります。」
「それがオーソドックスな手法であったからこそ，バン○イは重大なミスを犯してしまった･･･。」
「明智君，それは，一体？いや，それは･･･も，もしや･･･。」
「そうです目○警部。ラッキードラゴンの人気を煽るため，バン○イは，異常なレア率を設定してしまったのです。」
「ご存知の通り，ラッキードラゴンは，他のバトルブレイクの駒とは同じものと思えないほど造型が良かったし，１弾当時のデッキには，入っているのが当たり前といえる程のユニットだったのは，みなさんもご存知のはずだ。したがって，この時期，好奇心旺盛な小中学生が，ラッキードラゴン狙いでガチャを回す可能性は，放っておいても十分にあったはずだ…。例え，ゲームはしなくてもね…。だって，ガチャだから…（笑）」
「そう言えば，ポケモンの顔とされた『ピカチュウ』は，ゲームを始めるとき，すぐに選べたんですよね。」
「流石にニンテンドーは，ザクとは違いますね。」
「いや，シリーズの核となる人気者を，商品の中心とするのは，むしろ当然の戦略だ。」
「ところが，このドラゴン，１弾のガチャの含有率は２％でほとんど入っていなかったのです…。」
「２％！？５０個に１個ですか！信じられない…。」
「好奇心旺盛な小・中学生が，ガチャを回し，ゲットしたラッキードラゴンを自慢（宣伝）してくれることが，唯一，小・中学生を巻き込み『バトルブレイク』を大ブレイクに導く細い勝ち筋だったのでは…？」
「確かに、ちょっと流行に敏感な奴がいて，そいつがブームを起こすんですよね。ビックリマンとかキン消しとか…ほとんどの子は，実際に人が持っていると欲しくなっちゃう（笑）」
「最初にラッキードラゴン目当てにガチャを回した奇特な小・中学生が馬○を見る（金はなくなり，ラッキードラゴンは手に入らない）のでは，本末転倒だ…。折角有力な宣伝役になるはずの小・中学生を敵に回して，バン○イは，どうやって『バトルブレイク』を売る気だったのでしょうか？」
「…………。」
「仮に，奇跡的にラッキードラゴンを手に入れた運の良い小学生がいたとしよう。その子が，最高の宣伝効果を発揮したとして，次にガチャを回す数名のお友達の運命はどうなったと思うかね？」
「ムダ金を使って泣いた！！」（一同爆）
「その通り，もうそのガチャにラッキードラゴンなどいないのだからね…。」
「ひ，非道い…。」
「『夢・クリエイション～楽しい時を創る』という企業理念を今一度思い出して，この企業理念に恥ずかしくない工夫をしてもらえないだろうか・・・。小・中学生を相手にして自分たちが，何を売ろうとしているのかを・・・。」
「もし，レアなど無く，均一の出現率だったとしたら…。それなりの数のラッキードラゴンが，お友達の手に入ることとなり，それなり数の小・中学生が『バトルブレイク』スターターを購入しようとし…。そして…。」
「バン○イが想定した『バトルブレイク』ブレイクの方程式に繋がったと？」
「実際は，ガチャの前で牧場トカゲを回した小学生が，悲嘆にくれていたという目撃情報が報告されただけだったのだがね。バン○イは，ここで，ターゲットユーザーの一角小・中学生の支持を自ら失ってしまった。」
「これだけの低確率で，ガチャでＶレアを引く可能性が，ほとんど無いことに気づいた小・中学生がガチャを回すだろうか？」
「なる程、私だったら２度とガチャは回さず，袋買いしますね…（汗）」
「馬○者！お前は爺苦総務か！！」（笑）
「箱で買えば，レア混入率約３．３％程だったから，大人は、箱で買ったンだね。」
「子難君は，何でも知ってるね（笑）」
「ひとつ、昔話をしようかのぉ。昔ワールドタンクミュージアム第２弾というガムがあってのう…（汗）各種同じ混入率（実は人気なものは多めに入っていたらしい…）だったのじゃが，『キングタイガー』という戦車が人気でのぉ。１個２５０円だったのに、ヤフオクで１００個１０万円で落札したものがいて話題になったものじゃ…。」
「まさか…その落札者は，爺苦総務さん？」（笑）
「残念ながら違うのぉ。子難君。彼は，自力で１００個集めたと言っとったのぉ。」（爆）
「海洋堂の社長は，レアというものが嫌いでのぉ。シークレットも入っておったんじゃが、混入率が通常商品と同じだったのじゃ。男らしいだろ～。」（汗）
「そ，それじゃあ…。」
「その通り，もし，『バトルブレイク』を作ったのが海洋堂で，ユニットの混入率が同じだったら…。」
「『バトルブレイク』ブレイクに導く細い勝ち筋が，あるいは見えたかもしれませんなぁ。」
「少なくとも，ラッキードラゴン１００匹並べて悦に入る爺苦総務さんを見ることが出来たね。」（笑）
「そうだね，子難君。ラッキードラゴンをこんなにレアにして，バン○イは，だれにこのゲームを売ろうと思ったのかな？」
「大人って，面白いね。ぼく子どもだからよく分かんないや。」（笑）
「そうだね。おじさんも，よく分からないけど，これだけは，言えるかもしれないよ。『行きすぎた欲望は，我が身を滅ぼす』ってことさ…。」
尚，この会はフィクションであり，特定の個人・団体とは，一切関係ございません・・・（汗）
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2012-07-21 00:25
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僕の場合、某日の某集まりナイトが無ければ、やってなかったゲームだったり
爺は結局スルーしてたはずが(現に当時にスルー気味だったしw)結局ハメタ・ハマった・ハメラレタ
でも、わたしゃ、箱側買いの人間
ガチャは、揃う気しなかったし
実際
クロウテングで苦労し
ホシクジラに泣かされ
結局
噂の牧場とかげの姿を見なかった
イエイエ、ノッカーの呪いはしっかりくらってますがぁ
ラッキードラゴンは箱側で、引き抜きゲット
間違っても、大人買いでゲットじゃないよぉ
とりあえず
バンダイのカプセルトイの異常さはそれ以前に体験してたので、ガンスルーでしたよ
さて、爺のぼやきがどこまで広がるか、生暖かい目で見守りますw
by 雪風 (2012-07-21 21:41)
＞雪風さん
「好奇心旺盛な小・中学生」のジーク版が雪風さんだったということで（笑）
私は，ガチャは，スルーですからね。悲劇を知らない大人達なんで，はっきり言ってなぜ「バトルブレイク」が，ここまで凋落したのか訳が分かりませんでしたよ。
商売なので，致し方ない面があると思いますが，「夢を売る」なら，もう少しマシな売り方があるのじゃないかと思うのですよ。
スゴイ予算が「バトルブレイク」に投入されていて，この失敗が「ミニチュアゲーム」のせいにされてはたまりませんからね（汗）
どうせ失敗するなら，惜しまれて終わって欲しかったですよ。１家に１ラッキードラゴンが飾られていたら，バンダイの挑戦は，今後に繋がり，ムダにはならなかったはずだと思うんです。
でも，今回のバンダイの挑戦は，小・中学生にはあまり言い印象を与えなかったのではないかと危惧しています。これって企業にとっても良いことじゃないと思うのですが，どうなんですかね？
by ジーク総務 (2012-07-21 22:32)
こんばんは、はじめまして。
最近バトルブレイクにハマりまして、第5弾、スターターセットがどこにも売っていないこと、コイン収集のための拡張パックもなく悲嘆にくれている者です。
いや、まさかラッキードラゴンの封入率が１％だとは、○ンダイさんは子供を苛めたいのでしょうかｗ バ○ダイの商品はガンプラ以外期待しておりません。
デザインはわりかし好きなのでもう少しブレイクしてほしかったのですが、もう・・・公式ＨＰすらまともに更新されることはなく（；；
以上まとまらない雑文ですが、失礼いたします。
by 大電人Ｍ字禿 (2012-07-22 22:22)
＞大電人Ｍ字禿さん
書き込みありがとうございます。私も第５弾は，購入していません。スターター系は，ヤフオクで安いのを狙うといいと思います。私は，スターター系はたくさん積んでますから「ジークはあと十年は戦える！」と言っておきましょう（笑）
１弾の混入率は，知り合いが実際に調べたデータなので，ほぼ間違いないと思います。あるＨＰでは，２％となっていますが，出所の根拠が分かりません。（多少の変動があるのかもしれません。）
私は，今でもバトルブレイクは，良いミニチュアゲームだと思っています。
ただ，その売り方は，もう少し工夫があった方が良かったと思うのも事実です。
良いゲームは語り継がれ，やがて伝説になります。バンダイのゲームって結構伝説になってますよ（汗）「バトブレ」は幻の第５弾発売で既に伝説です・・・。ちょっと早いかな（笑）
by ジーク総務 (2012-07-23 00:46)