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4月24日HHG会 [HHG会報告]

本日のHHG会は,午前中気分屋さん,ヒュウさん,ぎょーしきさん,私の4名参加。

今までプレイしていなくて,短時間で出来そうなゲームということで,『ウィーン』をプレイすることに。

『ウィーン』
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現在BBG3527位のゲーム。(購入した時は,もっと良かったような気がする?)
ダイスワーカープレイスメント系,進行が『ケイラス』に似た感じ。
19世紀のウィーンの上級階級となる。出来るだけ多くの場所に訪れ,様々な手段でお金や得点をを稼いでいくというゲームだ。

かなりシンプルなゲームなので,好みが分かれるのかも(汗)
5名で,1時間程度でプレイするとしたらなかなか良い感じかも?

午後からは,BIさんもやって来た。5人でプレイできて,プレイしていないゲームということで,『ロスト レジェンド 完全日本語版』をプレイすることに。

『ロスト レジェンド 完全日本語版』
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現在BBG1704位のゲームだ。
ファンタジー世界で,伝説のヒーローとなり,3つのレベルの冒険をして伝説ポイントを獲得していくゲーム。

このゲームも,『ウィーン』と同じく評価が分かれているゲームらしい・・・ということで,その辺りも考慮しながらプレイすることに・・・。
プレイしてみて,このゲームは,ファンタジーの冒険の捉えかたの違いで評価が分かれるように思った。

第1に武装やアイテムをカードドラフトで選択していくのだが,引きによってかなり悩ましい感じとなる。
初期値のHPが低めであり防具も重要であるが,武器が無いとどうしようもないので選択に悩む・・・。
自由度が低いように思うのだが,これも冒険だから当たり前と思うのかストレスと感じるのかは感覚的な問題だろう。

第2にバランスが結構キツメである点も,微妙だ・・・。冒険途中に倒れるのは,標準的な日本人プレイヤーは,あまり面白いとは思わないのでは?

第3にカードテキストに説明不足(書いてないルールあり)があり,ゲーム自体に対するイメージが悪くなった。

「ドラゴンスレイヤー」
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このゲームでは,攻撃する武器がないとダンジョンで生き抜くことが難しい。
自分が,武器を持たない選択をしたのなら自業自得だと思うが,最終ダンジョンで所持している唯一の剣を他のプレイヤーにいきなり壊されて,何もできなくなる(死ねる?)ゲームを面白いと思う方がどれだけいるのだろうか・・・。(もちろん,そういう設定や展開になるゲームでは無いという点が大切)

上の写真は,壊された剣。この世界ではかなりの名犬・・・名剣。

まあ,ブログ的には,オイシイネタとも言えるのだが(笑)キレル方ならダイスの1個や2個は投げつけて,「リアル ロストレジェンド」になりかねない展開になった・・・(大汗)
「英雄同士で陥れあうゲームじゃないだろ!(そういうゲームもあるけど)」
それも2名も被害者(剣が無くなった・・・)が出て,1名は最終ダンジョンで武器無く哀れノタレ死にする展開となった・・・。(因みに被害者は私・・・大汗)
以下が,モメたカードだ!

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結局,「カード解説」(「ルールブック」ではない。「カード解説」という紙切れ・・・汗)を読むと,
 「カードテキストに書いてない説明が書いてある!」 

書いてあった説明は,以下の文章。
「武器に消耗状態にして発動させる能力が記載されていても,武器複製の護符で使用するときには発動できません。」

あまりにゲーム展開が理不尽なので,ゲーム後に再確認してルール把握ミスと分かったのだが,後の祭り・・・。
この手の「カードテキスト」は,一般的に「基本ルールを上書きする」と考えるものなので,見落としてしまった!(汗)ルールブックは確認したが,「カード解説」という紙切れの存在は頭の中に無いし・・・それ以上はふつう確認しないよね。

だって出来るんだもんといって,理不尽なプレイをすること自体問題があると思うが,そういう誤解が生じるカードをそのまま出すことにも問題があると個人的には思う。

「理不尽」かどうかも個人的な見解で客観性があるかどうかは難しいところだが,今回は,正しいルールでは,許されないプレイだったので,感覚だけでなく「ゲーム上理不尽なプレイだった」と照明・・・証明できたと言ってよいだろう。

私の信条としては,まず,そういうプレイは思いつかないし,思いついても絶対しない(それで勝つ位なら,最下位の方がマシ)なので,興味深いプレイとして尊重すべき・・・かもしれないが,半面「ルールに書いてあれば,何をしてもよい」・・・という考えはジークの目指す「ゲーム道」とはちょっと違うように思う。

「ゲームの世界観を崩さないルールでプレイして,『いと可笑し!?』というのが,美しいんじゃ!」(「爺苦総務妄言集」より抜粋)

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「やっちまったことはしょうがない」(「ジーク名言集」より)ので,ブログ読者の方は,同じ失敗が無い様に気をつけて欲しい。

「武器複製の護符」は,もとの武器を消耗状態にして発動させる能力は発動できない・・・というようなことがテキストでなく,「カード解説」(ルールブックでない)に書いてあるので,きちんと確認してね!

今回も大きなルールミスがあったので参考プレイということだが,再プレイする必要があるかは微妙か!?
私自身は,ルールミスがなければ,きつめのバランスについては許容範囲だと思った。
もしかして,ローカライズして,もう少しバランス取って簡略化したら,良い題材のゲームかもしれないと思った。

「ボードゲームしょいや!」

追記:身内ネタでアクセスを増やす悪い爺苦総務であるが(汗)このネタは,個人の美学とか好みの問題・・・かもしれない。が,私に言わせれば,小学校の給食で欠席者がいて,オイシイデザートを「ジャンケンで勝った者が貰う」という「ルール」を確認し,「さいしょ・・・から」と言って皆が「暗黙の了解」で「グー」を出したら、自分だけ「パー」を出して,「私の勝ち!」と言って「デザート」を持っていく行為と一緒だからね。
確かに,「最初はグー」だよね・・・と「ルールを 確認しない私が悪い」のです・・・(汗)

一種の「とんち」の様な話で(?)側で見ている方には,微笑ましい小学生のエピソードで「個人の美学とか好みの問題だよね」と言う(特に教育学者・・・大汗)のかもしれないが,私は「ふざけんな!」と暴れる小学生の立場だ!(笑)・・・というお話・・・って言うと状況がイメージできるかな?

「意図的に,ルールの穴を突いていて,その行為が他の方にとって不合理」である場合も,やはり人は「個人の美学とか好みの問題」と言うか!?
・・・はい,そうですね。全くその通りです。私が大人げない爺様だ・・・というお話でした(笑)

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気分屋

ルール本体を自分で読んでないのであれですが、私が敵を倒したことについては基本問題が無いのではないかと思う。
ただ、使用した護符が「複製」となっているので、壊れたものは複製したものであり、元のものは当然残っていると解釈すべきではないかと思う。

また、武器より防具の枚数が気持ち少ないと思われる上に、防具のほうが価値が高いように感じた。
元々のHPが3くらいしかないので、防具無しで一撃をくらうと即死するが、防具で軽減もしくは無効化できればターン数がかかってもいいのでかなり有利になる。
(防具のアイコンがあるキャラはそもそもHPが高いうえに安く買える…。)
ハウスルールをつくるなら、装備枚数の制限(防具は最大2枚まで)とかにすれば、みんなそこそこやれるのではないだろうか。

by 気分屋 (2016-04-26 20:50) 

浮幽霊

はじめまして。いつもブログを楽しく拝見させていただいてます。

今回のブログを拝見して、やはりルールの読み込みは必要なのかなと感じました。我々のグループではだいたい次のゲーム会でプレイ予定のゲームのルールを個体差はありますが一週間くらいかけて熟読します。

グループのメンバーには正攻法が好きな人も居れば陥れるプレイが好きな人も居ます。皆、プレイの仕方が違うのでルールの範囲で正攻法、陥れるプレイをしてもらいます。ブログにゲーム道という言葉が出てきたので、これぞゲーム道と決めつけるより、皆それぞれのゲーム道があって良いのではないか?と思いコメントさせていただきました。人それぞれプレイが千差万別だからこそしっかりルールを読んでその範囲で揉め事が起こらないようにするのは大事ではないかと。

ゲームは体で覚えるのジークさんに偉そうなことを言って申し訳なかったです。武器複製の護符は気分屋さんの使用で何ら問題ないかと。(重要なところを間違えたようですね)
by 浮幽霊 (2016-04-27 00:52) 

ジーク総務

>気分屋さん
そもそも装備品をドラフトで6枚取る(1枚捨てる)というシステム自体が、ファンタジー世界のお買い物をきちんと表現できてないような気がします(汗)どんだけ品薄のお店だよ!って感じです。
「1枚捨てる」というのを無くしたら少しはマシかな?

by ジーク総務 (2016-04-27 01:26) 

ジーク総務

>浮幽霊さん
書き込みありがとうございます。
「ゲーム道」と略していますが「ジーク流ゲーム道」のことです。
「各人の好みや美学を尊重する」といった類の話とちょっと違うのですが,その辺りの誤解があればお許しあれ。

某横綱が勝つことを優先することについて,「相撲道」という観点からみて「美しくない」と思う人がいるように,「ルールで出来るから」という理由で何をしても良いかというというと「それは美しくない場合もある」というのが「ジーク流ゲーム道」の基本的な立場です。
(個人的には「横綱が、ルール内で勝つこと」は尊重しますが,美しいとは思わない場合もあるという事・・・かな?)

「ジーク流ゲーム道」では1番大切な事は、「勝つこと」でなく「楽しむこと」です。
従って,いろいろな珍プレイ?が出てくる訳ですが(笑)多人数で
プレイすると、それぞれの「美学」やら「好み」がぶつかり合うことになります。
「そこが逆に面白い」と思える境地が「ジーク流ゲーム道」の神髄なので,私はまだまだ「ヒヨッコ」という事です。

気分屋さんは、「ジーク流ゲーム道」ではかなり深いレベルにあるプレイヤー(「価値≒勝ち」に縛られない)ですが,「ルールに縛られる」という傾向が見られます。(そこが個性かな?)

「ルールは見るものでなく,感じるものです!」(大汗)勿論、ルールを軽んじてもダメだし、ルールに縛られ過ぎることもダメです!(汗)

その世界観に合っていて,皆の同意があればルールになくてもルールになるのです(人はそれをハウスルールと呼ぶ・・・)
一般的には,皆が正しいルールでプレイするのが,合理的でモメることも少ないのでしょう…。(それでも揉めると思うけど・・・)

そこで,「ウギャッ!」とか「コノウラミハラサデオクベキカ(大汗)」とか「予想外携帯」「想定外」のカオス世界になることの方が面白いと考えるのが「ジーク流ゲーム道」の立場です。

都会では,人が多いから嗜好の合う方でゲームをする方が一般的だと思うけど,「神は多様性を愛す」のです。
小さくまとまった楽しさで満足するのも良いけど,カオス(混沌)も好いよ(笑)

まあ,ルールを事前に覚えておく方が良いとは思うけど・・・。意外に間違ったルールでプレイした時の方が面白かった・・・という成功体験(?)もたくさんあるので,個人的にはどちなも許容・・・ということで・・・。

過激な記事(主観的な記事?)が売り(?)なブログなので,今後ともツッコミヨロシクお願いします。
by ジーク総務 (2016-04-27 03:30) 

雪風

横から書き込みで、申し訳ない。

ゲームの流れが掴みきれてないのと、ルールを読んでないので基本ルールに無いテキストが、と書かれててもピンと来ません。

通常なら、どうであって。
今回のテキストがどう影響を発揮してしまったのか。

それを、kwsk(くわしく)書いてないと、ルールを熟読せずに遊んで居るように取られても、仕方が無いかもしれませんね。

一応、書き込みをされた方が、再度僕の書き込み等を読まれるタイミングで来られるかは解りませんが。

このサークル次回何をするかは、ほぼ予測不能です。
次回、希望があればここか、連絡用掲示板に書き込むことはありますが、それは開催日の前週ですので、前もってルールを確認することはありません。
その場合、希望者がある程度把握していたり、所持者が読んで居います。
最近は、現会長にルール管理になっております。
18シリーズのC2Cなど。
前もって、ルールを読みあわせ流れの確認をするとこは、間々ありますが。
基本、持ち主がルールを読んで持ち込みのような形で始まるのが通例です。

そして、ゲームサークルの趣旨は別として、このブログは基本的に管理者の趣味で投稿されており、サークルブログでは無いのでネタ方向の高い記事となっています。

見た目、サークルブログの様な振る舞いをしているように見えますが、ご理解ください。

サークルは
いろんなゲームをやってみよう。と言うのが、根底であり。
その中で、いろんなプレイスタイルが存在し。
怒鳴り会うこと無く、啀み合うことも無く。
それでいて、それが普通の状態として居られるのが我がサークルの特徴です。
ですので、他者から見れば常套手段・定石・普通ならあり得る流れ。と言う物がありません。
笑い話で、そのルールを使った別のゲームをやっている。という事が大にして存在します。
それが、今回の「ルールに書いてあるから出来る。」という、書き込みに繋がって、コレが笑い話で「だって、出来るんだもん」になり、笑い話にならなければ、「ゲーム上理不尽」になるわけです。
ゲームデザイナーの想定外が、高確率で発生します。
身内同士であればあるほど、その色が濃くなって行くだけですので、初めての人が居る場合は、あまりその色は濃くなりません。
時折、他サークルの方の書き込みがある度、似たような指摘を頂いて、似たような説明を繰り返して居るのが事実です。

では、まともなプレイヤーはいないのか?と言う話しになりがちですが。
まともなプレイはできるけど、それより特化した個性のぶつかり合いがおもしろいし、それをある程度許容できる関係であるので、おかしなプレイ報告を上げる事となっています。

基本、おもしろいゲームは繰り返し事なわれるので、ルールの間違いは訂正されます。
一般と違うのは、通常の流れをやって次に試しで崩す。ではなく、思いっきり崩してから、当てはまらないところを訂正する。ので、一般的なところとは真逆です。
しかし、ルール上出来ない。してはいけない。所は、絶対に曲げないので、抽象的で取り方によって怪しいところは、近寄らないか敢えて、踏み越えてやってみてしまうので、今回の書き込みは両者が同じタイミングで発生してしまった、サークル的に・私的に興味深い事案だった。珍しい例と思っています。

さて、前置きはここまでにして(なんだって!

推論として、使ったカードは他社の所持している剣を、今ある状態で複製するのか、本来の姿で複製するか。で、後者が選択され。
かつ、使用する事で使用限界を超えたため破壊された為、複製元が複製物の影響を受けて破壊された?と見るか。
ちょっと貸してね。
壊れた!
返すね。
なのか、どっちなのだろうか。

最大解釈すると、一時的に同じ物を具現化しあたかも持ち主が使っているように、能力を発生させるカード。ではないかと思います。
もちろん、一時的に具現化された別物なので、壊れたのは複製品であって、複製元には影響しない。と、思うのですがね。
どうなのでしょう。
もちろん、複製したタイミングは複製元の現状を再現するので、何らかのエンチャントなりカースなりの影響も加味されるとは思いますが、複製後は固有のものになるんじゃないかなぁ。

ルールがほしい。

なんで、私居ないときにこんな楽しいことが起きるの・・・。
by 雪風 (2016-04-27 19:45) 

気分屋

神様のいない桃太郎伝説のように、HHG会では最近巷で言う「刺激」というスパイスが足りないことが多いです。
例会とHHG会でするゲームの質がほぼ同じ…。
18猿プレイ時代ではないけど、重いゲームを朝から夕方まですることがめっきり少なくなりました。
そのため、総務もだらけてしまい、これくらいで楽に勝てるよねという軟弱ぶり。
やはり、神様と私と怪鳥の散弾攻撃くらいの歯応えが無いといけないのでしょう。
ここは連休に夢の16人プレイで総務に「刺激」を与えないと、カルカソンヌの腕も鈍って桃郷に逝けなくなってしまいますね。
(私ごときのお痛は総務の鉄壁にはじかれています。神様レベルにはまだまだ修行が足りません。)

by 気分屋 (2016-04-27 20:33) 

ジーク総務

>雪風さん
確かに今回は,ルールをきちんと確認していたし,カードテキストも確認しました 。単なるミスということでなく,ルール曲解の大好きな方がしっかりルールとカードテキストを確認し,仕掛けたお愉快に皆がハマった・・・ということですね(汗)
「カード解説」という1枚の紙を見落とした結果,とんでもない目に合ったよ。テヘペロ!・・・という,ジークでは起こり得る話なんだけど,他のサークルで起きるかどうかは疑問かも・・・。
ルールとカードテキストを確認していてもハマる悲劇だと思って書いたんだけど,ルール曲解好きのプレイヤーも必要だとするとレアな体験なのかもね。
by ジーク総務 (2016-04-27 22:49) 

ジーク総務

>気分屋さん
神様がいないとやはり刺激が足りませんね(大汗)
今回は久しぶりに地雷が炸裂しましたが,あまり美しくないよね。
笑えないお愉快はお愉快じゃないよね。只の迷惑だと思うよ。
神様の発想力というかセンス(お愉快)は,やはり偉大だと思う・・・。真面目にルールを読んでもお愉快になるからこれはもう天賦の才と言ってよいと思うぞ。(取り敢えず褒め殺しておこう・・・。)
by ジーク総務 (2016-04-28 19:31) 

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