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日本版The One Hundred 2010 [ゲーム雑感]

現在mixiの方で「日本版The One Hundred 2010」の投票が行われている。
 投票方法は好きなゲームを15個挙げることになっている。

 今回私は,以下のゲームを挙げた。
 レイルロード・タイクーン ,カタン,1846,ストーンエイジ,ゴア,ブロックス,パンデミック,アグリコラ ,サンファン ,電力会社,18EU,18C2C,6ニムト,プエルトリコ,1856(順不同)

 これらのゲームは,それぞれ思い入れのあるゲーム又は評価しているゲームである。
 問題は,これらは昨年に投票したゲームと変わらないことである。まあ,これは,ある程度仕方がない面があると思うが,ここの所,毎年のように良いゲームと出会ってきただけにちょっと寂しい結果ではある。

 そこで,今回は,今年プレイしたゲームで,気に入ったゲーム15を挙げてみることにした。
 ちなみに,今年プレイしたゲーム(ブログ掲載分)は,ボードゲーム,TRPG,ミニチュアゲーム等合わせて約60種類である。また,「日本版The One Hundred 2010」で投票したゲームは外してある。
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「2010年気に入ったゲーム15」(順不同)

18Neb:新世代「18XX」として合格点。
エルパソ:「ダイヤモンド」無き後?定番チキンゲーに推したい。
謀略級三国志:良い多人数ゲーム。
エイジオブエンパイア3:置き系の傑作ゲーム,大きいことは良いことだ。
スペースハルク:ミニチュア系・ダイス根性系として面白い。

スチーム・オーバー・ホランド:「18XX」の問題作(笑)
バトルスターギャラクティカ:協力ゲー。神様が裏切るゲー(笑)
ル・アーブル:これ位のゲームが面白い。
洛陽の門にて:お買い物ゲーは好み。基本的にリソース変換ゲー。
ケイオス・イン・ジ・オールドワールド:勝ちを目指さず,ロールプレイになる?

ナンズ オン ザ ラン:これはなかなか笑えるゲーム。
グレンモア:値段から見て,感心したゲーム(玄人受けするゲーム?)
ウォーマシン:第2版ルールになった。少ない数でも十分楽しめるミニチュアゲーム。
バスコ・ダ・ガマ:置き系好きにお薦め。
デックビルド機動戦士ガンダム~1年戦争の章~:ガンダムでドミニオンしたい人向け。

 少し古いゲームもあるが,こうして見ると今年もなかなか良いゲームがあったなぁ。

 mixiに入っている方は,是非投票して欲しい。なるべくたくさんの人の好みが反映されるといいと思う。


「18XX」時短ルール [ゲーム雑感]

 先日「1856」をプレイした方から,
「銀行を半額の6千ドルでスタートしたのですが6時間かかってしまいました。銀行資産を減らす以外にプレイ時間短縮の方法はございませんでしょうか。」
という質問があった。
 この質問には、いろいろ考えさせられることがあり,思わずブログネタにしてしまった(笑)
SANY0638.JPG  
 今のところ私は,「18XX」未経験者の方には「1856」を推奨している。
 しかし,「18XX」未経験者にお薦めする「18XX」として何が適当なのかは問題である。
「1856」は,「18XX」シリーズで必ずしもオーソドックスなものとは言えない。
 それでも推奨する理由は,「1856」が,BGGでも高評価でゲームとして面白いこと。代表作「1830」他ほとんどの「18XX」シリーズは入手難であること等である。
 また,「1856」が面白いと感じるならば,ほとんどの「18XX」シリーズは面白いと思うであろうという気持ちもある。
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 最近,気持ちが揺らいでいるのは,「1846」等,プレイ時間も比較的短く,より多くの方に「18XX」シリーズの魅力が伝わるのではないかと思われるゲームがいくつか出てきたからである。
 問題は,入手難であることや,プレイして面白くないと感じる人も少なくないと予測できることである。現在の日本のボードゲームの基準は,「カタン」だと思う。「1846」がいくら短時間とはいえ,「カタン」の3倍は時間がかかるゲームである。その上,「18XX」シリーズのプレイの仕方は独特なものがあり,知らない人だけではちょっと厳しい気もする。(最近,ネットで教えてもらえることが多いので,ハードルは低くなっているとは思う)
 比較的短い時間でプレイできて,面白い「18XX」シリーズが発売されないかなと願う私である。

 まあ,無いものねだりはこの位にして(笑)本題の「1856」の時間短縮について何か良い案は無い?

 私は,以下のような時短ハウスルールを考えてみた。

1.プライベート会社は,ランダムで配り,いらないというプライベート会社だけディスカウント競売する。

2.D列車を,「4D列車」にする。(D列車は収益計算がめんどくさいし時間がかかる)
  「4D列車」は,運行できる駅の内,任意の4駅を選び,その収益の倍の金額を収益とする。

3.6列車は,「3D列車」にする。(任意の3駅を選び,その収益の倍の金額を収益とする。)

 「1856」は,特殊なルールが多くて時間がかかるのだが,何か良いアイディアがあれば,教えて欲しい。
 それにしても「銀行を半額の6千ドルでスタートしたのですが6時間かかってしまいました。」というのは,ちょっと時間かかりすぎかも?

日本版The One Hundred 2009 [ゲーム雑感]

 mixiの「ボードゲーム」のコミュニティで、「日本版The One Hundred」2009の投票が始まっている。今まではmixiに招待されていなかったので(笑)投票できなかったが,今年はしっかり投票した。
 投票方法は,各自好きなゲームを15個挙げる。私が投票したゲームは以下のタイトル。
レイルロード・タイクーン
カタン
1846
ストーンエイジ
ゴア
ブロックス
パンデミック
アグリコラ
サンファン
電力会社
18EU
18C2C
6ニムト
プエルトリコ
1856

  大体,投票する人も100人位(笑)なので,もともとマニアックな気もするが,HHG会の組織票?が「18C2C」に入るだけで,「18C2C」がベスト100に入るのではないか?(ちなみに例のメンバーでは私だけしかmixiに入っていない)などと考えてしまう今日この頃(笑)
 松江アナログゲームナイト代表みっちーさんも初投票しておりました。

  

「HHG会」例の4人のプレイスタイル [ゲーム雑感]

 前回、プレイスタイル(PS)の話をしたが、よく考えてみると「HHG会」メンバーについて知らない人には、全く分からない独りよがりな文章となっているかもしれない。実際にどれだけこの4人が異なった「プレイスタイル」を持って、山に登っているのか私の独断と偏見でお伝えしてみたい。
 別にどうでもよいことかもしれないが、この4人の「プレイスタイル」を知ってHHG会報告を読むと、また別の発見やお笑いがあるかもしれない。また、メタ認知力が高まり、自分を見つめ直す機会になるかもしれないぞ。

 ○プクさん。元「黄色い悪魔」、現在「神様」とよばれるベテランプレイヤー。
 彼のプレイスタイルは、一見「お愉快」実は「迷惑」ともいわれているが、見方を変えると、「勝敗」という価値観を超えたゲーム世界を楽しむというゲームの持つ本来的な側面を極端に突き詰めたプレイスタイルを持つ。プレイするゲーム世界で、何が可能なのか?可能性のドアを片っ端から開けていくプレイスタイル。正統?「ジーク」では、よくやったとほめられるため、プレイがさらに先鋭化されたのかも?
 一般ゲーマーが、勝敗という価値観から、まず選ばない選択肢を好んで選び、びっくりさせることに無上の喜びを感じているようだ。「だって、できるんだもん。」という一言が、決め文句。
 過酷なルーンバウンドの世界をワンマンアーミーでクリアする等、一見お愉快で勝利してしまうのも神様たる所以か?
 パンピーの私には、見えない(見たくない?)世界を見せてくれる正に「神様」プレイヤー。これからも私の狭い視野を(あまり迷惑にならない範囲で)広げて欲しい。

○まるさん。出雲モノポリー・カタンクラブ(IMCC)代表
 ある面、プクさんの対極の立場に立つプレイスタイル。頭脳スポーツとして、ゲームをとことん研究し、勝利を目指すタイプ。
 ただ、定石を考え、正統的に勝利することより、さらに研究して定石を超え?回りをビックリさせて勝つことに喜びを見い出すプレイスタイル。回りをビックリさせたい?という点ではプクさんと共通項があるのかもしれない。
 HHG会では、回りをびっくりさせるより、プクさんのプレイにビックリさせられているプレイヤー。 「文明の衝突」ですな。そのゲーム研究・理論はすばらしく、いつも参考にさせてもらっている。

○気分屋さん。出雲モノポリー・カタンクラブ(IMCC)会員
 頭脳スポーツとしての勝敗ということより、「カタン」の協力しながら開拓していくような「みんなで世界をつくっていく過程を楽しむ」プレイスタイル。まるさんと仲よく?「文明の衝突」をしている。(されている?)プレイスタイルの違いがあることを前提に、これからも仲よく?「文明の衝突」をしてください。みんなで世界をつくっていく過程を楽しむプレイスタイルのため、実は最もプクさんと相性が良いということが判明。
「アグリコラ」で見せた「別荘」攻撃がとても素晴らしかった。意外に伝説を作る素質の持ち主。我がHHG会のプレイの厚みを増してくれる貴重な存在。

○ジーク総務。当ブログ筆者・ゲーム歴だけは非常に長い。
 よく言えば論理的=一般的に言うと最もワガママプレイヤー。論理的に勝利を目指すが、自分の構築したゲーム世界をなるべく楽しみたいため、回りくどい勝利の方程式を描きたがる。そのため長考に入りやすく迷惑。論理を効率の良さだけに使わず、勝利条件以外の楽しみや美学の達成に費やす。
 例えば「アグリコラ」では「メイドさん」のいる農場で勝利することが好き。族長の娘もいいな。ただ単に勝利することはゲームデザイナーに踊らされているようで嫌い。ルールをちゃんと説明せずに「身体で覚えさせたがる」のも迷惑?

 このような個性豊かなメンバーが集い、日夜?繰り広げる不思議ワールドでのゲームプレイ記録がHHG会報告である。勝敗を超えたゲームの楽しみ方や魅力を感じていただくと幸いである。

 なお、今回のHHG会メンバー評は、私ジーク総務の主観的独断的感想であり、実際の人物・集団・事実とは異なる点が多々あることをお断りさせていただく。
 

プレイスタイル [ゲーム雑感]

 最近、ボードゲームがプチブームらしく、ゲーマー人口が増えてきたように思う。
 この動きをプチブームで終わらせず、一つの文化として定着させていくという意識を持ちながら、楽しく活動していきたいと思っている。これは突き詰めれば「ものの見方・考え方」とか「ライフスタイル」といったちょっと難しい話になってくるのだが、まずは、「プレイスタイル」という分かりやすい話?からアプローチしてみたい。
 
 長らくこの世界にいて感じるのは、「ゲーム」に対する考え方や向き合い方が様々だということである。このことは、頭では分かっていてもいざ直面すると、なかなか受け入れられないものだ。
 特に会話で世界が作られるTRPGの場合、サークル崩壊まで行ってしまう程大問題になることだってある。普通のボードゲームサークルも実は同じような問題を内包している。
 例えば、頭脳スポーツとしてのゲームは、競技としての面が強く、勝ち負けに対し厳格である。「ゲーム」は勝敗を分かつ道具となる。ちょとした談笑でさえ、不謹慎なものとされてしまい、「ゲームは楽しむもの」と考えるものにとっては、場合によってはかなりのストレスとなる。
 また、ゲームの楽しみ方だって、各人各様だ。我がHHG会メンバーによるリプレイをご覧になれば、この4人が、それぞれ異なった「プレイスタイル」を持ちながら、船が山に登るようなプレイを楽しんでいるのが、何となくお分かりだと思う。それぞれの「プレイスタイル=価値観」に首をひねりながらも?共有するボード上の世界を豊かに?作り上げていく。こうした協同作業が、ボードゲームの一つの楽しみ方ではないかと思う。
 「みんなちがって、みんないい。」我々の現実世界においても大切なものの見方や世界観につながることを「ボードゲーム」を楽しみながら体感でき、プレイレポートとして報告できればいいなと思っている。

 
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